バニーガール達によるインターバルが終わり……

「それでは、本大会の主催者であります。大剣士アレス選手と、波いる強者を打ち倒してきました。ロトの子孫アルス選手、両名による決勝戦です。おふたかたどうぞー」

 

 上段の屋根の上から、舞台へ飛び降りるアレス。

 舞台袖からゆっくり登るアルス。

「よく勝ち上がってきたな」

「……」

「まあ、はじまりからこういう台本ではあったが、勝つというシナリオをその通り実現するのはそう簡単ではないからな」

「どっちが勝つと思う?」

「勝負はやってみないとわからないさ。だから面白い。お前が勝てばおまえの望む物をくれてやろう」

「本音を言うと?」

 アレスがにやりと笑う。

「まあ九分九厘俺の勝ちだろうな」

 

 アレスは大きな白い大剣を構えると、嬉しそうにアルスに向けた。

 アルスも輝きを増した王者の剣を構える。

 

「始めっ」

 

 ガイン

 

 舞台でふたりの剣がぶつかりあう。

 剣劇の音が数回すると、ふたりが向かい合うつばぜり合いのカタチになった。

「楽しませてくれよ」

 アレスはアルスの体を足蹴りで蹴り飛ばすと、大剣を天に掲げた。

 白い光の衝撃波がアルスを襲う。

 更に地面に突き立てると、大地を地走りが走って、アルスに追い討ちをかける。

 

「くっイオラッ」

 爆発の呪文で反撃するアルス。

 呪文のエネルギーの塊を事も無げに右手でつかむと、アレスは握りつぶしてかき消してしまった。

「本気で来いよ」

 笑うアレス。

 

「くっのう。トリプルっギガデイーン」

 

観客「おおお」

 

 雷の嵐が、アレスを中心に轟く。

 

 アレスは大剣を掲げると、そのエネルギーを全て吸い取ってしまった。

「お返しだ」

 振り下ろされた剣を盾で受けるアルス。

 アルスの全身をギガデインのエネルギーが走る。

「ふっ」

 笑うアレスに、電撃の嵐の中からアルスの王者の剣が反撃してきた。

 鎧に一撃を受けるアレス。

「マホステか」

 

 アルスの体は紫色の光に包まれていた。

 




     


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