バザーの中央に沸いた温泉。

ぬくもりと旅の疲れをとって、湯上りにアルスとミルクを飲むティーエ。

テ「ぷはーこーの一杯のために生きてるんだわ。」

ア「おじさんみたいだね。」

笑うティーエ。

テ「それにしてもどうして戦ってあげなかったの?

  残念そうだったわよ。」

ア「・・・」

テ「ま、アルスが勝つのはわかってるけどね。」

ミルクを飲み干すティーエ。

 

ア「北か・・・」

テ「いよいよ王者の剣の復活ってわけね。」

アルスの背中の王者の剣が雪の太陽の光にキラリと輝く。

テ「きれいな女神様だといいわね。」

ア「それはもういいってば。」

笑うアルスとティーエ。

北の泉に向かって旅を続ける。




     


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