「祭壇・・・?」

何度も梯子と階段を上ってたどり着いた場所は、高い高い、塔の上。

おごそかな、柱と、床が並んでいた。

シ「聖なる安らぎを感じるわ。」

目を閉じて、両手を広げるシフォン。

長い階段が、更なる高台へと続く。

プ「よし。」

ア「待って。」

「?」

ア「モンスターも出ないようだし、少し休んでいこう。」

シ「そうですね。

  祈りの指輪で、MPを回復させておきましょう。」

ア「いや、この女神の指輪ですこしづつ回復させておこう。」

プ「なんで そんな?」

ア「節約のためだよ。」

テ「せつやく・・・?」

祭壇の高みを見上げるアルス。

 

(物凄い強者の波動を感じる・・・)

まだ見ぬ強敵に魂がふるえる。




     


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